ロシアもの

  • Day:2008.02.05 00:56
  • Cat:読書
なぜか昔からロシアのものに惹かれます。

寒々とした冬、葉っぱが一枚もない景色
そんな中で人々の吐く息の白さ
そういったロシアの風土になぜか魅力を感じ、
音楽や文学も、ロシアの作品がなぜか体に馴染む気がします。
独特の重さと厳しさ、そして大きさ。

「難解だなぁ・・・」と苦労しながらも
ドストエフスキーやトルストイなど、大学生の頃はよく読んでいました。
卒業試験にもショパンの作品(これは外せない!)と、ラフマニノフのソナタを弾きました。
こちらも大いに苦労しながら

大学1年の頃、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を
同級生に勧められて読み始めたのですが、
ロシア作品は登場人物の名前がやたらと長くて覚えにくく、
また、訳(原卓也・訳)も微妙に文語調だったり、で
随分苦労しながら、大学の寮のベッドで暗い明かりの中読んだことを
懐かしく思い出します。

カラマーゾフの兄弟の新訳(亀山郁夫・訳)が文庫で出た!と聞き、
半年ほど前に全巻購入したのですが
なかなか読み始められませんでした。
そのうち、どうやら最近カラマーゾフブームらしく
(カラキョウなんて言うとか・・・)
テレビでよくその印象的なイラストの表紙を目にするようになり
早く読みたい、読みたい!と思いはつのり・・・

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ついに新訳カラマーゾフを読み始めましたが、本当にこれはイイです
訳によってこんなにもスムーズに読めるなんて!
これを全巻読んだら、もう一度以前の原卓也さんの訳を読み直してみたいです。
その時には以前には発見できなかった「原・訳」の重厚さが
楽しめる・・・か?

ロシアものといえば、今でも苦い思い出になっているのは
トルストイのアンナ・カレーニナを読んでいた時のこと。
上・中・下の3巻のうち、確か「中」を読んでいたと思います。

大学の寮の部屋で、テレビをつけると、
ちょうど当時放映していた子供番組
「ウゴウゴルーガ」
の途中でした。
その番組をよく知らなかった私はそのまま何気なく流し見のようにして
立ったまま画面を眺めていました。

すると・・・
突然・・・!!!!!

「アンナカレーニナ最終回~~~

「アンナは~で~で
・・・・・

・・・・で、~してしまいました!
おわり!」

この間、体感時間は数秒。
あまりに突然のことで今自分が見たものが何だったのかよく分からず

短い時間で世界の名作を紹介するというコーナーだったらしいのですが
一生懸命読んできて、やっと道半ば、
通り魔のようにテレビに結末を知らされる・・・
あまりのショックにその後しばらく続きは読めませんでした

まだトラウマが残っていて(?)
テレビでカラマーゾフの新訳のことを話しているのを見ると
ついつい逃げ出してしまいます

心安らかに読み終われますように。






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